水を止める「止水板」、止水板を固定する「固定バンド」、溜めた水を排水する「仮管」からなります。
またφ1500mm以上のタイプについては、固定バンドを受ける「延長アーム」が付属し、安全性を考慮した「転倒防止バー」は全機種に付属します。
従来工法の水替え時に問題となっていた止水性や施工性を高めた製品です。
止水板を管内に固定し、仮管により排水します。
従来工法
土のうを用いるため、止水が十分でなく、水中ポンプなどの設置・費用がかかりました。
システムのメカニズム
固定バンドの張力により止水板を押し下げ、管内に固定します。
エクストッパーの使用用途としては、以下のような場合が考えられます。
下水道管路内での
水替え工法として
マンホールで
水替え工法として
既設管内のできるだけ凹凸の少ない場所を選びます。管内面に均等に力がかかるように、 設置前に既設管内に堆積した土砂を十分に取り除きます。 (管頂部分についた水アカなども十分に落とします。)
止水板に転倒防止バーを取付けます。
カバー付きのボルトとなっていますので、手で締め付け可能です。
事前にスポンジを止水板に取り付けます。スポンジには両面テープがあらかじめ貼ってありますので、止水板外周面に沿って貼り付けます。
止水板を管に対し、垂直となるように設置します。(斜めに設置しますと止水板に対し偏荷重となり、外れの原因となります。)
延長アームが付属するタイプ(1500以上)については、管内面に沿ってアームを立てます。
止水板をゴムハンマーなどで十分に管に固定した後、固定バンドを設置します。固定バンドの端部は調整部材のある側とない側があります。調整部材側を止水板のフラット側(下流側から上流に向かって左側)にセットします。
管内の誤差等による固定バンドの張りを調整します。調整部材下部の台座を時計回りに回転させることでバンドを拡張できます。止水板が十分に管に固定されるまで締めこみます。
止水用のスポンジから漏水が見られなければ、設置完了です。安全のため、転倒防止バーの台座を管に固定させます。最後に仮管を接続します。流され防止のため、止水板のバーをロープなどで固定します。
取り外しの際は、固定バンドに付属する脱着ハンドルを引き上げれば、固定を取り外すことができます。
商品名 | エクストッパー(下水道管路点検・補修用水替えシステム) |
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商品番号 | m_ex_001 |
取扱種別 | 見積対応 |
参考価格 | 約35万円~48万円 |
関連資料 | エクストッパー製品カタログ (PDF 2.6MB) |